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原子力行政

2011.04.03
稚拙な原子力事故対応のせいで,多くの福島県民が生活を,財産を,そして土地までも奪われようとしている。また,明日は我が身ではと多くの国民が不安の縁に立たされている。
「未曾有の・・」「想定外の・・」の枕詞で多くの責任がうやむやにされようとしている。
確かに記録上は,この規模の地震・津波は,1000年に1度くらいの頻度かもしれない。
しかしそれは「想定」していなければならないことだ。
地震学者はその看板を全員下ろし,頭を丸めろ!
100歩譲って今回の事故を予言することは難しかったとしても,事故が起こったあとの対応ぶりに重大な事の本質がある。
はっきり言うと,何千年に一回の確率でもいいが,いざ想定外の事故が起こってしまった後,安全な収束に向けての事故処理法は確立されていたのだろうか。いろいろなシミュレーションはやっていたのだろうか。この点において原子力行政,東電,メーカー,いずれも二重に怠惰であったと断罪せざるを得ない。
また,研究者レベルでも,いざ原子力事故が起こった場合,正しい現場視点を持ち合わせたて責任ある予測が立てられ,正しい見通しをもてる研究者が何人いるのだろう。
テレビでコメンテーターとして出てくる国立大学の教授・准教授とやらのなんと地震自信のなさそうなことか。彼らは,正常運転時の研究については実績があるのだろうが,こういう事故時の対応に関しては無能なのだろう。
そして案の定,彼らの発言を次々に覆す事態が現場では進行している。
これから起こることは全て分かっています。そのうち重大なものはこれこれで,それを避けるために今,こういう事をやろうとしています。この処理はいついつまでに目処が立ち,そうなると次にこのことの処理にかかります・・。」といったスキームをしっかり示せる人間がいないのだろう。
建家の水素爆発,放射能漏れ,廃水処理・・次々に起こる困惑する事態一つ一つがすべて彼らにとって「予想もしない不幸な進展」としてしかとらえられない。後手後手で事態を理解していくだけで,事態の推移そのものをコントロールする流れに全くなっていない。観測数値が下がれば安堵し,再び数値が上がればあたふたとその対応に奔走する。下請けの作業員の命を盾に人海戦術で事態の収拾を図ろうとしている様子が痛々しく,実に情けない様子を世界にさらけ出している。
さらなる不幸な事態にならないように祈るばかりである。

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